台風の被害を受けたら火災保険でカバー
今年は猛暑の間に例年より多くの台風がやってきました。
被害に遭わないことが一番望ましいですが、自然災害被害に遭うことは避けて通れません。被害に遭った時のために覚えておきたいのが保険の請求。
ご自宅の火災保険は火災に遭った時に請求するものだと思っていませんか?購入の際などに契約するので詳細に内容を覚えている方は少ないですが、火災保険の入り方によっては風で物が当たり外壁が壊れたりした場合などに修理代を請求できるケースがあります。
火災保険の請求事例
私も2017年にヒョウの被害に遭いました。火災保険で自宅のエアコン室外機と網戸の破損の修理代を請求し保険金の支払いを受けたことがあります。自然災害に遭うと、ショックもありますし元の生活に戻そうと片付けなどに必死になります。そのフローの中に保険の請求もぜひ頭に入れておくとよいです。実際の請求の流れをご説明します。
保険請求の流れ
- 被害状況の確認をし、写真を撮る
- 保険会社に電話で保険請求できるか確認
- 保険請求ができることを確認したら、修理会社へ見積もり依頼
- 修理会社からの見積もりを保険会社に送る
- 保険会社から口座に入金
工事が完了していなくても入金されたので、一時的な修理費用を立て替え払いする必要もありませんでした。
保険請求時の注意点
台風などによる自宅への被害でも、被害の状況によって判断されます。
保険のパンフレット、約款、わからなければコールセンターに連絡をしましょう。こういった時に保険証券を取り出せるように、きちんと保管しておくことも重要です。
また、自然災害は被害が集中するため、手続きに時間が掛かることもあります。
保険は入ることが目的ではありません。支払いされるような事故にあった場合は、きちんと請求しましょう。保険は支払いを受けて始めて、金融商品としての役割を果たすのです。
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