インデックス投資の失敗防止~何に投資しているのか見つける方法

flags of germany eu and france in newspaper

インデックス投資でよくある失敗!
分散って言われてやってみたけれど、実は同じものに投資をしていた!ということがあります。別会社から同じインデックスに投資する投信が出ているから無理もありません。
ランキングなどから商品名を意識して積み立てると、実は連動しているインデックスは同じということもあります。
今回は、自分がどのインデックスに連動する投資信託を買っているのかを見つける方法について説明します。

1. 連動するインデックスが書いてある場所を見つける

1.1 目論見書を見る

ファンドの販売資料には必ず目論見書(交付目論見書)があります。
投資信託を買おう!というときには、対面の場合は書面で発行されて、説明を受けますし、インターネットの場合は、購入する前に読まないと購入画面に進めないようになっています。

この目論見書の中に、必ず対象とするインデックスが書いてあるのでそれをチェックすることができます。
目論見書を見ると、インデックス投信を買う場合は、表紙か2,3ページ目に対象インデックスが書いてあります。

  • 属性区分の中の「対象インデックス」
  • ファンドの目的に書かれている「○○に連動する」

と書いてある部分で確認します。

1.2 運用会社のサイトでチェックする

そのファンドを運用している会社のホームページには商品ごとの情報があります。
運用会社がわかれば、その会社のページから商品情報を見ることができます。

1.3 ウェルスアドバイザーやインターネット証券などのサイトでチェックする

ウェルスアドバイザー社は金融情報を提供してくれるサイトになります。

https://www.wealthadvisor.co.jp/

このサイトに投資信託名を入れると、「ファンドの特色」の部分にインデックス名が出てきます。
インターネット証券も同様に、投資信託名を入れて商品検索すると、運用方針などのページに書かれています。
もちろん、ネットで検索して目論見書にアクセスしても良いですね。

2. 主なインデックス算出会社

インデックスは、計算している企業名と、その指数名で書かれます。
「日経平均株価」は、日本経済新聞社が算出している日本企業225社の平均株価指数ということです。

MSCI社

モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルというアメリカに本社がある企業です。
代表的な指数としては、MSCI オールカントリーワールドインデックス(ACWI)、MSCIワールドインデックスなどが存在します。MSCIワールドインデックスから日本を除いた指数がMSCIコクサイです。

S&P社

アメリカに本社のあるStandard and Poors社です。
指数を出すだけでなく、格付会社としても有名です。
S&P社の指数といえば、アメリカの企業500社の指数、S&P500が代表的です。

会社名は覚える必要はないですが、指数の名前にはその指数を出している会社名も含まれているということは知っておくと、MSCI社などは指数がたくさんありますので、間違いが起こりにくくなります。

FPにご相談ください

お金のことを誰に相談して良いかわからない!

そんなときにはFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。

FPに相談するのが初めての方もご安心下さい。
お金については最初は誰でも初心者です。
苦手意識を持つ方も多いですが、お金は日々使ったり稼いだり、目にしない日はありません。

良きアドバイザーと出会うことで、これからの人生の見通しを立てることができます。
お金のことで困ったとき、悩んだとき、話をしてスッキリしてみませんか?

金融商品の販売はしません。
保険も、運用商品も、売りつけることはありませんので安心してお越しください。

時間はあなたの味方です。

いつか行ってみようではなく、
いまの「素直なあなた」で、まずはお越しください。