【複利】で雪だるま式にお金が増えていく!投資やローンに使える金利のしくみ

知っておきたいお金の知識。72の法則につづいて、お金がどんどん増える「複利」の仕組みについてです。

金融商品の利益の受け取り方には単利複利の2種類あります。

単利と複利の違い

年3%で考えてみます。
単利ですと、元本100万円に対して、毎年3万円の利子が付きます。
毎年3万円ですから10年で30万円、20年で60万円です。
複利というのは、最初の年は100万円に3万円の利子。ここまでは単利と一緒です。
その次の年は、103万円に対して3%ですと60,900円。
前の年の元本に対して利子が付くので雪だるま式に利子も増えていき、
10年で約35万円、20年で約80万円の利子が付きます。
年3%の利回りでも、元本100万円は20年で約180万円になるのです。
単利と比較すると、元本100万円では10年で約5万円、20年で約20万円と
時間の経過とともに広がっていきます。
投資信託の運用などでも、毎月分配型や早すぎる利益確定が資産を増やし
づらくなるのは、この「複利の効果」を得ることなく解約してしまうためです。

金利の差が大きく出やすい【複利】の効果

単利と複利の比較だけでなく、金利の差で複利の効果を考えてみます。
金利差を広げて年10%で複利の計算をしてみると、元本100万円はどうなるでしょうか?
10年後には約260万円に、20年で約670万円になるのです。
運用の観点からすると、年10%の利益を上げるのは大変だという話で
自分には関係ないと思う人も多く出てくるかもしれません。
しかし、これはお金を借金をする際の金利にも当てはまるのです。

ローン金利も複利!金利の高い借金の返済が大変なわけ

ローンの金利も複利です。
住宅ローンの金利は1%台なので複利の影響もあまり感じない時代ですが、
リボ払いやキャッシングなどは年10%以上の金利が設定されているものもあります。
先程の図にもあったように、金利が10%ですと、利息はまたたく間に増えます。
この増えるスピードが、預金や運用だと嬉しいですが、借金の金利となると負担が激増するということになります。
住宅ローンの借り換えも、金利差が1%以上あれば借り換えの検討をしても
良いとよく言われるのは、この複利の効果があるからです。
手数料を負担してでも、金利の負担分を減らせるような効果があれば
借り換えを検討した方が良いでしょう。

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