貯まらない人がやるべき!家計見直し項目はどこ?

家計の見直し項目というと、食費や光熱費に目が行く人が多いようです。
私は、節約なんか大嫌い!
切り詰めて切り詰めて生活すると反動で使ってしまうので、無理して節約するのはよくありません。
そもそも習慣にならないことをやっても意味はないです。
ダイエットに置き換えてみるとどうでしょう?
夏までに痩せる!と考えても、よほどの精神力の持ち主か、高いモチベーションがない限り無理でしょう。
あとでなんとかなる!と後回しにした結果気付いた時にはもう手遅れ。
そんな人も残念ながらいらっしゃることも事実です。
家計見直しポイントは「家計簿」「固定費」「収入」の3つです。
無理なく、簡単に家計を変えて早めに安心しましょう。
家計簿での現状把握は「1円単位」か「ざっくり」
まずは、やはり家計簿をつけて現状把握をするところから始めます。
この時に、1円単位できちんとつけるかざっくりつけるかでその後が変わってきてしまいます。
家計簿初心者さんは1円単位で付ける
普段家計簿をつけていない、なんとなくで生活している人は、まず己を知ることから始めましょう。
家計簿を付けるのは体重計に乗るのと一緒です。現状を知らないと目標も対策も出てきません。
まずは1ヶ月間だけ。とにかく徹底的に付ける。
電車賃も、喉が渇いて自動販売機で買った飲み物も、すべてを付けていきます。
最近は家計簿アプリも出ていますし、ノートに手書きとレシートを貼って、
とりあえず付けていくのでも構いません。
帳尻が合わなくても良いのです。とにかく出費を徹底的に知ってみることが家計見直しの第一歩です。
付け方や見方がわからない方は、相談にいらっしゃることをおすすめします。
実際に、多くのお客様に家計簿の付け方をご指導していますが、皆さん
見える化ができるようになり、一気に家計の見直しが進み、状況が改善していらっしゃいます。
目標は「なぜ」の視点を持つこと
なぜこの出費があるのだろう?
なぜ自分の出費はこういう傾向なんだろう?
なぜお金が貯まらないんだろう!?
家計簿を付けていると、自分のお金の使い方や、どういうことに財布の紐が緩みやすいのかなどが
見えてくるようになります。
ここまでくれば、だいぶ家計の見直しの目処が立ち、始める前との変化に気付いて楽しくなってきます。
家計簿をつけている人は「資産と負債」に注目
家計簿をつけている人は、光熱費や交際費など、季節や臨時的に出費が変動することも、
「なぜその出費が起こるのか、許容範囲はどれくらいか」を把握できています。
そういう人は、今度は貯まっているお金「資産」と住宅ローンなどの「負債」をまとめてみましょう。
ずっと働き、ずっと収入を得ることができるのであれば、
月々の収支がほぼトントンでも、心配はありません。
しかし、現実問題それは難しいでしょう。
定年を迎えたらどうするか?病気などで働けない時にどうするか?
順調に自分の資産が蓄えられているか?
自分の資産がどれくらいの寿命を保てるか?
負債が大きすぎないか?
こういった視点を持って、「資産形成」をしていくのです。