引っ越しに進学に3月は家計の激変期

 3月に入ると、お子様の進学先が決まる、新居への引っ越し・入居、転勤など新生活の準備に取り掛かる方も多いでしょう。動きのある時には臨時出費はどうしても避けられません。一時的なものとはいえ、予想外に掛かってしまいがちなお金。コントロールの秘訣は、限界を抑え、無駄な動きはしないこと。動きが多い時期だからこそ、冷静に動く事が重要です。

限界だけは抑えて細かいことはあえて気にしない

 早めに計画を立てておきたいところですが、計画を立てて進められる人はそう多くはありません。一方で、新生活を始めることは何事も出費の金額の単位も大きくなり感覚の狂いが生じやすいものです。こんな時には、支出の金額に目を向けるよりも、銀行預金や証券会社の口座の金額をチェックし、資産の金額がどこまで減ってもよいかの限界を把握し「使っても良い安心な範囲」を決めてしまいましょう。

学費以外に掛かるお金

 お子様の進学先が決まった方は、入学金の支払いや第一回目の学費の納入に忙しい時期を過ごされていることでしょう。卒業関連や入学までに揃える物にさらなる出費があります。


 例えば、私立大学の入学の際に準備する教科書や教材購入費用は135,800円(全国大学生活協同組合連合会「2017年度保護者に聞く新入生調査」)。学費は学校案内に記載がありますが、これらのお金は入学が決まってからわかるものも多く「思っていたより掛かった」とおっしゃる方は多いです。

新居にかかるお金

 新居への入居はどんな費用が掛かるでしょう?家具や電化製品、インタネットやセキュリティーの契約などでも細かく出費がかさみます。一つ一つはそれほどでもなくても、積もり積もって大きな金額となっているというのは私も経験しました。特に、家を購入した場合は数千万円単位の契約を済ませた後なので、小さな金額に気付きにくくなっているものです。こんな状態は「冷静ではない」状態。このような時期は、収支のバランスは乱れて当然です。

あきらめも肝心

 計画段階なら予算も立てられるので支出もコントロールできるのですが、決まってから予算を決めるのでは遅すぎます。どれくらいの出費までは許容範囲なのか「使っても良い安心な範囲」だけは守れるよう、調整します。新生活になくても大丈夫なもの、お金のことが心配になって必要以上に対策してしまいがちな保険関係などは、「今やらなくても大丈夫」です。今でなくてもいい、必要以上に揃えなくても良い、こんなあきらめの気持ちを持っていくことも重要です。