老後のお金の問題を解決するたった一つの方法

いつ始まるかわからない
いつ終わるかわからない
どういう状態になるかもわからない
これが老後生活の難しいところです。

人生100年時代ですから、65歳まで雇用延長がされましたが「老後」は35年もあります。生まれてから大学を卒業するまで一般的には22年間ですから、それよりも長いのです。

そんな時代にお金をどうやって考えていけばよいのか?考えてみます。

収入をチェック


公的年金は終身なので、ずっと収入が入り続けます。年金収入だけでやっていける人はほぼいないため、貯金を取り崩したり入っておいた個人年金保険で補填しながらの生活となります。個人年金保険や確定拠出年金が

何歳から
何年間
いくら


入ってくるのか、まず調べてみましょう。
 

誕生日月に送られてくるねんきん定期便


公的年金の調べ方は「ねんきん定期便」でわかります。毎年誕生日月に送られてくるねんきん定期便ですが、50歳になる人は今まで支払った額で計算、50歳以降の人はこのままの収入がつづくという仮定で書かれています。いずれにせよ、「年額」で書かれていますので、12で割ってみるとやはりとても公的年金だけでは生活できないということはわかるでしょう。

「ねんきんネット」を登録


ねんきん定期便がどこかへ行ってしまった方、50歳になっていない方でも、「ねんきんネット」で調べれば自分の年金額の見込額試算をすることが可能です。年金記録の一覧もいつでも見られるようになりますので、ログインできるように最初の登録をしてみましょう。24時間365日いつでも自分の年金チェックができるようになります。https://www.nenkin.go.jp/n_net/

支出をチェック

総務省「家計調査年報(家計収支編)」平成29年家計の概要によると、老後の生活費は、 夫 65 歳以上・妻 60 歳以上の夫婦のみの無職世帯で約24万円掛かります。生命保険協会では、約35万円という数字が出ていますが、ご相談に乗っているとそこまで掛けている家庭は少ないように見受けます。これに子どもの結婚祝い、孫の誕生祝いや教育費の補助、家のリフォーム、車や家電製品の買い替え、亡くなる前の医療費が発生するので、その費用を見積もる必要があります。ただし介護が必要な状態になると生活費の増減はなくなり、支出は一定に近くなっていきます。

資産がどれくらいあるか?


資産とは、これまでに貯めてきた預貯金、株などの有価証券、投資信託、退職金などです。これらがどれくらいあるか?によって、取り崩しできる金額と、資産寿命が決まってきます。

退職金をもらったら運用の前に考えるべきこと


退職金をもらったら世界旅行や運用の前に考えておかなければならないこと、これが資産寿命です。老後は今までのように収入がある人はなかなかいません。もちろん家賃収入を確保できるような状態に早くから対策した方はあまり不安がありませんが、金融資産だけの方はまず収入-支出で不足した金額があるか、それが何年で尽きるかを計算してみましょう。これが資産寿命です。

資産寿命がわかったら「減らさない」対策を   


老後のお金はまずは減らさないことが重要です。資産寿命を伸ばすために、無駄な運用には手を出さず、債券などの確実性の高いものをより多く利用します。どうしてもアグレッシブに運用したい人は、本当の余裕資金で。一時出費の予算を減らす覚悟でやることです。老後は、生涯で得られる収入が限られているため、減らしてしまうと取り返しのつかないことになります。くれぐれも、資産が目減りするような運用に手を出すことだけは避けたいものです。

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