免許返納を考えるときに注意したいこと
免許返納を考えている方、親御さんに考えてもらいたいと考えている方が増えてきています。いきなり、運転をやめると生活や健康状態に支障が出ることにもなりかねません。スムーズに運転をやめるにはどうしたら良いのでしょう?
免許返納は免許センターへ
写真付き身分証明書としての役割は運転経歴証明書でも果たせることができますので、運転は苦手、運転する機会はないという方は、免許返納しても問題ないでしょう。以前は、免許センターで「まだ年齢が早いから」ということで返納することをやめるように説得される方もいらっしゃいました。身分証明書は運転経歴書で問題ないです。返納の意思があれば警視庁(東京都)の場合は、1100円で発行してもらえます。
自動車運転をやめると家計にはどう影響する?
自動車を所有し続けるには、車のローン、駐車場代(車庫と出掛けた先)、ガソリン代、自動車税、保険、車検代、修理代と費用がかかります。車をやめればこの出費はなくなりますし、車の買い換える費用も考えると、タクシーを使ったほうが安いとおっしゃる方も多いです。
しかし、費用だけの理由で運転をやめることができるのは、電車やバスなどの公共交通機関が発達している大都市部に限られます。
車がないと出かけるのが不便。そのような地域がほとんどでしょう。
このような地域で自動車を手放してしまうと移動が制約されてしまいます。
買い物、通院、趣味の活動など、その人によって移動の理由と頻度は様々です。
免許返納に向けたチェックポイント
まずは、「出かける先」と「出かける頻度」を1ヶ月単位で書き出してみます。
次に、出かける先に公共交通機関だけを使って行く場合のルートを確認します。掛かる時間と、料金を調べます。ネットでまずは一次調査をし、必ず自分の足で確認する機会を作ってください。
まずは、車がなしで生活する世界もあるのだということを認識するのが第一歩です。
まずは、車がなしで生活する世界もあるのだということを認識するのが第一歩です。