バランスファンドは一つに【投資先が複数】含まれている

バランスファンドは、一つの投資信託の中で、株式・公社債など複数の資産、投資対象地域も日本、世界(先進国・新興国)と、複数の投資先に組み合わせて一つのパッケージにしています。
組み入れる比率はファンドごとにルールが決められています。
バランスファンドの内容の確かめ方を説明します。

バランスファンドの中身確認は【目論見書】で!

この比率のルールは、目論見書に必ず書かれています。
もしくは、証券会社のホームページやモーニングスターなどのサイトで確認をします。
比率を確認して、資産配分がどうなっているかを見てみましょう。

均等に資産配分することを前提にしたファンドですと、

  • 4資産分散型・・・国内株式、外国株式、国内債券、外国債券
  • 6資産分散型・・・国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、国内リート、外国リート
  • 8資産分散型・・・国内株式、先進国株式、先進国株式、国内債券、外国債券、先進国株式、先進国株式、先進国株式、国内リート、外国リート

といった資産に配分されます。
さらには、高機能なバランス型のファンドでは、市況に応じて配分を変えるTAA(タクティックアセットアロケーション)や、年齢に応じて変えるTDF(ターゲットデートファンド)/TYF(ターゲットイヤーファンド)もあります。

一般的には、複数の資産に分けて投資をすると、タイミングや値動きの大きさに違いが出ます。
バランスファンドは値動きの異なる複数の資産を組み合わせて運用します。
それぞれの値動きが一部相殺されて、価格変動リスクが減り分散投資効果が期待できるとされています。
ここで言う「価格変動リスク」というのは、価格の値動きの可能性のこと。
上がったり下がったりのガタガタが減るのです。
価格が値下がりしなくなるわけではありません。

リスクが低減できる=値動きが渋くなる

価格が下がりすぎるときにも相殺されますが、上がっているときも相殺されるということで、値動きを見ると「緩やかな波」になるわけです。
ですので、価格下落の怖さは軽減されます!

これは、怖い人にはありがたい機能です。
でも、その分、周りが儲かっているのに、私だけ、、、ということにもなり得ます。
うう、悔しい!
何事も、良いこと、うまいこと、自分にとって都合の良いことばかりではありません。
渋ーい値動きになることもやむを得ません。
リスクを減らした分、お金の成長はほどほどになるかもしれません。
それを承知の上で、選択する必要があるファンドとも言えます。

バランスファンドは【めんどくさがりな人】向き

通常は自分で、取れる・取るべきリスクやご年齢、資産の状況や今後のキャリアパスに応じてバランスを考えて組み合わせてポートフォリオの作成をします。
この作成したポートフォリオに従って、運用を始めると、利益が出る資産と、そうでない資産でバランスが崩れます。
そのバランスを、もとの設計通りに戻す作業を「リバランス」と言います。
リバランスは定期的に行います。
利益が上がっているものを売って値下がりしているところをその現金で買って、元のバランスに戻すのです。

でも、人間のやること。
ついつい忘れてしまう。
心が揺れて、最初に決めたルールに従えない。
利益が上がっていると、まだ上がるかもしれないと売るのを渋ったり、逆に値段の低いものを買う勇気も必要です。
バランス型であれば、ファンドがリバランスをしてくれます
自分で計算してバランスを戻す必要がなくなり「おまかせ」になるのです。
管理がめんどくさいなと感じる方には良いでしょう。

【今日のまとめ】
・ バランスファンドは一つの投資信託の中に、複数の資産が混在しているもの
・ どのような資産を入れるか、その配分は、ファンドごとに決められている
・ バランスファンドは決められたとおりに、リバランスしてくれる機能付き