リスクマネージメントはしっかり!コロナ禍での法人の確定申告期限延長

heap of american money cash and vintage light box

新型コロナ感染症にかかられる方が増えてきました。

どんな状態にあっても、申告期限というのは迫ってくるものです。

新型コロナ感染症に伴って、申告期限に間に合わない場合の対応方法について税務署に問い合わせをしました。

新型コロナ感染症に罹って、申告期限に間に合わない場合はどうしたらいいの?

一番不安なのは、期限に間に合わなかったとして罰せられたり、追加の税金(延滞税)を支払ったりしなければいけないのか?ということです。

延滞税が発生するのであれば、今からでもとにかく申告期限に間に合うように動かないといけません。

法人は、組織なんだから何とかできるでしょ?と税務署に言われてしまったら終わりです。

まず期限の延長ができるのかを国税庁ホームページで確認しました。

国税庁のホームページには『新型コロナウイルス感染症に関する対応等について』という特設ページがあります。

そこには、申告・納付期限の期限延長手続という項目があり、法人税及び地方法人税並びに法人の消費税の申告・納付期限と源泉所得税の納付期限の個別指定による期限延長手続の具体的な方法というページを開くと、「災害による申告、納付等の期限延長申請書」の記載方法というPDFページが開きます。

用紙ではなくて、記載方法が載っているページになります。

そして、コロナは「災害」扱いなのだということをここで知りました。

税務署に電話で確認

さらに、所轄の税務署に電話で確認をしました。

最初は国税庁に電話をしたのですが、要領を得ず「所轄の税務署にご相談ください」とのこと。

相談先間違えると要領得ないのは仕方ないですね。

所轄の税務署に電話をかけ直したら、「災害による申告、納付等の期限延長申請書」を申告時に提出することで問題ないというお答えがいただけました。

申告期限に関しても「申告書が出せるようになったら出してください」と極めて優しい対応でした。

相当な問い合わせ件数があるのか、署内の周知徹底がしっかりされていらっしゃるのか、税務署の方ももう慣れっこな感じでとてもスムーズでした。

答えがスムーズなのは安心します。

勉強になる。

リスクマネージメントと感染対策

今回は、関係者にコロナ感染者が出たため、法人の確定申告期限に間に合わない可能性が出てきたのがきっかけで対処方法について調べました。

間に合わないと決まったわけではありません。

しかし、対処方法を調べておかないと対処しようがありません。

本来、こういうことは想定できていたはずなので、対処方法について関係各所とすり合わせをしておいても良かったかもしれません。

私自身はワクチン接種2回終えておりますので、だいぶ感染リスクは下げられたものの、やはり注意して生活していかなければなりません。

感染対策も大事ですが、感染した場合を想定しておくことも大事だと気付かされました。

まずは、今回感染された方の快復をお祈りしております。

※FPは個人のお金のプランニングを業務としています。税に関するアドバイスは行いませんが、今回、確定申告の期限延長について調べてみたのでまとめました。

FPにご相談ください

お金のことを誰に相談して良いかわからない!

そんなときにはFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。

FPに相談するのが初めての方もご安心下さい。
お金については最初は誰でも初心者です。
苦手意識を持つ方も多いですが、お金は日々使ったり稼いだり、目にしない日はありません。

良きアドバイザーと出会うことで、これからの人生の見通しを立てることができます。
お金のことで困ったとき、悩んだとき、話をしてスッキリしてみませんか?

金融商品の販売はしません。
保険も、運用商品も、売りつけることはありませんので安心してお越しください。

時間はあなたの味方です。

いつか行ってみようではなく、
いまの「素直なあなた」で、まずはお越しください。