どこで貯めるかを意識する~リスクが怖い人は貯める方法を見直し

いくら不足しているか、いくらあるか安心か?を考えた時に、そのお金をどうやって準備しよう?ということになります。今回の金融庁の老後2000万円レポートが取上げられた当初は「投資なんてとんでもない!」という論調もずいぶん見受けられました。投資は決してギャンブルではなく、当てずっぽうにやるものではありません。まずどこで貯めるかを意識する第一歩として「貯めること」を始めてみましょう。

 貯蓄用の口座を作ってコツコツ貯める

まずは、毎月少しずつでも貯蓄用の口座に貯めていきます。自動で口座に移す事ができる積立定期預金にしておくのが良いです。現在は金利がほぼ付かない時代ですが、それでも毎月1000円。1年で12000円、10年で12万円です。

月1000円であれば、使っていないアプリへの課金、ジムの会費など固定費の見直しで工面することも可能です。最近は、携帯を見直す方も増えていますよ。何もしなければ永遠にゼロのまま。リスクを取るのは怖くてどうしても嫌な方でもできる方法です。

 財形貯蓄を使う

最近は少ないですが、会社によっては財形貯蓄制度を準備している企業もあります。財形貯蓄には「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3つがあります。


 使い道の決まっていないお金は一般財形

一般財形貯蓄は3年以上積み立てることが原則ですが、積立開始1年後からは引き出し可能なものです。給与天引きにできるのが魅力ですね。また、家を買うときには残高の10倍以内、最高4000万円までで「財形持家融資」の利用が可能になります。

 財形持家融資制度の利率は年 0.59%

財形持家融資制度の利率は年 0.59% (令和元年7月1日より 5年固定制)となることが発表されました

子育てをしている勤労者の人または中小企業にお勤めの方は、それぞれ 年 0.39% になります。かなりの低金利ですので、財形をやっている人はぜひ活用したいですね。

 老後のお金が心配な人は財形年金貯蓄

財形年金貯蓄は、満55歳未満の方ができる積立です。60歳以降に年金として受け取るための貯蓄になります。積立期間は5年以上必要で、「財形住宅貯蓄」と合わせて、元本550万円まで利子等が非課税になります。保険などで積立てる場合は、払込額 385万円まで利子差益非課税です。こちらも財形持家融資の利用が可能です。

 家を買う人は財形住宅貯蓄

財形住宅貯蓄は満55歳未満の方ができる積立です。こちらは使い道が住宅の建設、購入、リフォームに限られます。積立期間は5年以上で「財形年金貯蓄」と合わせて、元本550万円まで利子等が非課税になります。別の用途に使う場合は、課税されます。

財形貯蓄制度も、低金利の時代あまり大きなメリットはありませんが、「給与天引き」にできるので、無意識に貯める事ができます。住宅を買う予定がある方など、上手に利用されると良いですね。

では、次にさらに非課税のメリットがあるお金の貯め方、つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)についてみてみましょう。